あー、最近○○なの言い忘れた!病院の帰り道に思ったことはありませんか?特に混んでいる病院では、思うように話せない雰囲気の時、ありますよね。
病院での診察は短い時間で効率よく状況を伝えることが大切です。
診察前にメモを作ろう
診察をスムーズにするには、簡単なメモを作っておくと言い忘れがなくとても便利です。以下のポイントをヒントにつくってみてください。
・症状について
- いつから症状が出ているのか
- どんな症状か(例:息苦しさ、咳、痰など)
- 症状の変化(例:「朝は悪化するが昼は落ち着く」)
- 発症や悪化のきっかけ(例:運動後、寒い空気を吸ったとき、ストレスなど)
・服用中の薬と治療経験
- 現在使っている薬の名前や使い方(吸入器、飲み薬など)
- それがどれくらい効いたか(例:「吸入器を使うと10分後には楽になった」)
- 過去に試した薬やその副作用(例:「この薬は効かなかった」「動悸が出た」)
・生活への影響
- 日常生活で困っていること(例:仕事や家事ができない、運動ができない)
- 睡眠の状態(例:「咳で夜中に3回起きる」)
- 症状が原因で休んだり困った経験(例:「仕事を2日休んだ」)
・周囲の意見や気づき
- 家族や同居者が感じたこと(例:「最近息が荒いと言われた」、「夜中に咳をしていると言われた」)
・環境や季節の影響
- 季節や天候で症状が変わるか(例:「花粉の時期に悪化」、「湿気が多い日がつらい」)
- 住環境(例:ペットを触った、ホコリやカビの多いところに行った)
これら全部でなくてもいいので、簡単なメモにしましょう。診察時に見せたり読み上げたりするだけで、医師が状況を正確に把握できるようになります。少しの準備が、より良い診察と治療につながります!
症状の具体的な伝え方
医師に伝えるときは、数値や具体例を使うとわかりやすくなります。
- 「朝の息苦しさを10としたら、今は7くらいです」←これ意外と有効なので、主観でよいので数字を言いましょう
- 「ピークフロー値を記録してきたので見てください」
- 「家で酸素飽和量をはかった数値が○○です」
大事な予定も伝えておくと対応してくれることもあります
- 「一週間後に大事な会議があるのでその時までに治したい」
- 「冬休みに旅行へ行くのでその時の頓服がほしい」
病院は何度も行くのは時間的にも金銭的にもとても大変。なるべく一度に全部やり切ってしまいましょう。