海外ではメンタルの悪化が喘息発作を引き起こす原因のひとつとして考えられています。
長期の喘息治療が心に与える影響を知り、日本や海外で実践されている簡単セルフケアを取り入れてみましょう。
喘息を長い間患っている人は、不安になりやすいことが研究でわかってきました。
不安やストレスが心にのしかかり、さらに喘息症状を悪化させる悪循環に陥りがちです。
🌞悪循環から抜け出すファーストステップ
まずは喘息の治療をしっかりやりましょう!
それにプラスして簡単にできるセルフメンタルケア法をご紹介します。
🌞自分でできる不安解消法
1️⃣7秒かけて鼻から息を吸う
2️⃣ 7秒間息を止める
3️⃣7秒かけて口からゆっくり吐く
を3回。スマホや動画を閉じて、呼吸に集中します。
息を吸うときにおなかが膨らむように、意識して腹式呼吸にします。
体や感覚器官に神経を集中すると心に良い効果があります。
息苦しくない程度のウォーキングやストレッチで身体を動かし、5分から20分程度の日光浴でビタミンDを補給。
ビタミンDは喘息にもメンタルにもよい効果があるといわれています。
8時間くらい寝れたら理想的
眠る前に暖かい飲み物(ノンカフェイン)をのむ、ぬるめのお風呂に入るのも入眠には効果があります。
発作の最中はなかなか夜眠れなくても、治ってきたら眠るように心がけましょう
一般的なストレス解消法ですがとても大切で効果があります
🌞不調が続くなら主治医へ相談
もし不調が続くようなら、まずは主治医(いつも喘息をみてもらっているお医者さん)に「最近、不安で眠れない」などと相談してみてください。
処方を変えてくれたり対策をしてくれるでしょう。
必要ならばメンタル専門医への紹介がスムーズに行われます。
いつも頑張っているあなたの心もケアしてくださいね!
参考サイト
Therapeutic Potential of Vitamin D in Management of Asthma: A Literature Review
呼吸筋ストレッチ体操 - YouTube | YouTube
Emotions and asthma | Asthma + Lung UK | Asthma + Lung UK
Manage Stress to Keep Asthma in Control | American Lung Association | www.lung.org
ストレスと呼吸器疾患 | www.jstage.jst.go.jp