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資産があったら導入したい“夢の”喘息ケアハウス設備

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もしも、喘息対策として住宅に大掛かりな設備を導入できるとしたら…究極の設備をご紹介します。

どれも初期投資は大きいですが、長く快適な室内環境を保つ助けになります。

家を新築するとなったら検討してみる価値はあるかも!?



1. 全館換気システム+高性能フィルター

* 概要:外気を取り込みつつ、熱交換器で冷暖房効率を維持する「熱交換型換気扇」に、HEPA(高性能微粒子空気フィルター)や活性炭フィルターを組み合わせるものです。

* メリット:花粉やホコリ、PM2.5を徹底除去した新鮮な空気を家中に回せます。

* ポイント:フィルター交換時期を守ることが大切。



2. 中央掃除機(セントラルクリーナー)+専用ダクト

* 概要:各部屋に取り付けた吸込口からホースをつなぎ、家の外または屋根裏に設置した集塵ユニットへホコリを排出する掃除機システム。

* メリット:掃除機の排気が居住空間にないので、ゴミやダニの死骸を屋内に巻き散らさず。音も静かです。

* ポイント:ダクト内部の定期清掃とユニットのフィルター管理が必要。頻繁ではないもののそれなりのお値段がします。



3. 全館空気清浄ユニット(UV+光触媒)

* 概要:ダクト式の空気清浄機をHVAC(冷暖房)設備と連動させ、UV照射や光触媒反応で菌・ウイルスや揮発性有機化合物(VOC)も分解します。

* メリット:微生物やカビの抑制効果が高い。喘息の引き金になるアレルゲンを大幅に減らせます。

* ポイント:専門業者による定期メンテナンスが必須です。



4. 室内湿度コントロールシステム

* 概要:全館加湿・除湿機能付きの空調システムや、壁埋め込み型の除湿ユニットを設置。

* メリット:適度な湿度(40~60%)に保つことで、ダニやカビの繁殖を抑え、空気中のほこりも落ち着かせます。

* ポイント:結露対策として、窓ガラス・壁内も断熱・防露仕様にするとより効果的。



5. 低VOC建材・内装材への全面リフォーム

* 概要:揮発性有機化合物(VOC)をほぼ放出しない漆喰や無垢材、自然塗料などへ内装を一新。

* メリット:化学物質過敏にも配慮した、ずっと呼吸しやすい空間が作れます。

* ポイント:家具やカーテン、生地類も低VOC・防ダニ加工のものを選ぶと完璧。



6. 花粉・黄砂ブロック用外壁通気工法+網戸強化

* 概要:外壁内に通気層を設ける工法や、高密度網戸(PM2.5対応)を全窓に取り付け。

* メリット:壁を伝って侵入する細かい粉塵や花粉を大幅に減少させ、窓を開けてもクリーンな換気が可能に。

* ポイント:窓周りの気密性を損なわないよう、施工品質が重要です。



これらはどれも「家をまるごと、一生モノのクリーン空間にする」ための設備です。初期費用やメンテナンスコストはかさみますが、喘息やアレルギーの症状を緩和し、毎日の呼吸がずっと楽になると考えれば、投資として十分価値があります。

もし一度にすべて導入するのが難しければ、まずは 「セントラルクリーナー+手軽な全館換気システム」 を組み合わせるところから始めてみると、コストパフォーマンスが良く、効果もすぐに実感できるはずです。

どれを選んでも、専門業者との綿密な打ち合わせと定期メンテナンスを忘れずに。清潔で快適な住まいづくりが、あなたとご家族の毎日を一歩前向きに支えてくれることでしょう。

参考サイト
Zehnder ComfoAir(熱交換型全館換気)| www.zehnder-systems.com
Beam Central Vacuum(中央掃除機システム)| www.beamcentralvac.com
Daikin UV-Photocatalyst Air Purifier(UV+光触媒)| www.daikinairpurifier.jp
Knauf Insulation(セルロースファイバー断熱材)| www.knaufinsulation.jp
LIXIL 断熱玄関ドア(高断熱ドア)| www.lixil.co.jp



ワンランク上の快適空間!憧れますね!

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