「話をちゃんと聞いてくれた」だけじゃない、安心できる病院の共通点
どうして病院選びにこだわるのか
喘息の治療は、一回で終わるものではありません。長く付き合っていく病気だからこそ、「ここに通おう」と思える病院に出会えるかどうかは治療効果が違いますし、長い目で見ると医療費にも差が出るのです。
実際に受診してみてよかった病院の特徴とは
これまで私がいくつかの病院にかかってきた中で、「この先生は信頼できるな」と思ったときに共通していたのは、こんな特徴でした:
【チェックポイント】
ポイント | なぜ大事? |
---|---|
過去の経過をしっかり聞いてくれる | 今までの治療の流れを踏まえて診てくれる安心感がある |
生活に合った治療方針を一緒に考えてくれる | 一方的でなく、相談できる関係性が築ける |
混んでいても丁寧さがぶれない | 忙しいときでも、誠実さが伝わる |
受付・看護師との連携もスムーズ | チームで対応してくれている安心感がある |
主治医として通う病院に求めたいこと
特に長期的に通う病院を選ぶ際は、次のような点も重要になってきます:
• 検査体制がしっかりしている
(呼吸機能検査・アレルゲン検査・レントゲンなど)
• 医師が最新の情報に基づいた治療を行っている
(ガイドラインに沿った説明や、新しい治療への理解など)
• 予約制でも、発作時には柔軟に対応してくれる
• 症状が夜間や休日に悪化したときの対応が明確
(夜間対応の可否、大病院との連携体制の有無など)
こういうわけで、少なくともある程度設備の整っている呼吸器科やアレルギー科など、専門の病院がおすすめになるのです。
スタッフの雰囲気にも注目してみて
病院の「空気感」は、医師だけでなく、スタッフ全体からも伝わってきます。
看護師さんや受付スタッフが丁寧で落ち着いている病院は、それだけで安心感があるものです。
参考サイト
厚生労働省|「かかりつけ医」ってなに? | kakarikata.mhlw.go.jp
次回は口コミの話。星の数ってどうなの?
→ 第3回では「口コミサイトって信じていいの? 星より大事な“あの情報”」をお届けします。